呼吸は酸素を取り込むだけでなく、胸郭や腹部の動きによって重心をわずかに揺らし、前庭覚と統合されることで姿勢安定に直結する仕組みを持っています。過呼吸では重心が乱れ、ふらつきが生じやすくなり、逆に安定した呼吸は立位や歩行をスムーズに導きます。この学習ワークでは、解剖学的知識にとどまらず「呼吸と重心・バランス制御の関係」を体験的に学び、現場で活かす方法を整理していきます。✓ 呼吸=重心制御のセンサー✓ 過呼吸 → ふらつき・不安定✓ 安定呼吸 → 姿勢・歩行の滑らかさ→ 呼吸を安定させることが、そのまま姿勢改善と転倒予防につながることをクライアントに体験させるのが指導の要点です。
サイドブリッジ・アブダクション #2