立つ・歩く・走る――あらゆる動作の基盤にあるのが「重心移動」です。重心とは身体の質量の中心点であり、私たちは無意識のうちに前後左右へと微細に動かしながらバランスを保っています。機能解剖学的に見ると、重心移動は単なる「体重移動」ではありません。足関節・膝関節・股関節・体幹が緻密に連動し、繊細な筋活動によって姿勢を制御する仕組みです。このバランスが崩れると、反り腰・スウェイバック・偏平足などの姿勢不良につながり、慢性的な痛みや障害のリスクが高まります。逆に正しく理解すれば、姿勢改善・動作効率の向上・障害予防へと直結します。この学習ワークでは 重心の位置と解剖学的基準
サイドブリッジ・アブダクション #2