【プレミアムコース】前ももの張りは“骨盤前傾”が原因ではない
レトロウォーク
スタンディング・ヒップエクステンション(フォームローラーサポート)
会員限定
足裏は「身体を支える最前線のセンサー」であり、姿勢や歩行の安定に直結します。クライアントが「バランスが悪い」「膝や腰が痛い」と訴えるとき、その背景には筋力不足だけでなく足裏感覚の低下が潜んでいることが
トレーニング現場では「もっと強く動いて」「フォームを正しく」と動作(アウトプット)に意識が向きがちです。ですが、その前提となるのが「感じる力(インプット)」です。足裏の圧、関節角度、呼吸や心拍の感覚が
多くのクライアントは「腹筋に効かない」「どこが伸びているか分からない」と訴えます。これは筋力や柔軟性の不足だけでなく、自分の体を自分のものとして感じる力=自己所有感の低下が背景にあります。所有感が弱い
フォームが崩れる、集中できない、疲れに気づけない――その背景には「感覚の弱さ」が隠れていることが少なくありません。筋力や柔軟性を鍛えるだけではなく、外と内の両方を感じる力を育てることで、姿勢の安定・動
表在感覚は皮膚で触れたものや圧を感じる力、深部感覚は関節や筋肉の動きを感じる力です。例えば「片足立ちでグラつく」「スクワットでお尻に効かない」といった悩みの原因は、筋力不足ではなく“感じる力の弱さ”に
体性感覚とは「自分の体の位置や状態を感じ取る力」であり、正しい動きや姿勢の土台です。筋力不足だけでなく「感じられないこと」が不調やケガの原因になることは少なくありません。例えばスクワットで「お尻に効か
呼吸は、姿勢や動作の土台でありながら「見えない」「測れない」ため、クライアントにとって実感しにくいテーマです。そこで有効なのが コントロールポーズ(Control Pause, CPテスト)。
視覚は姿勢制御において最も優位な感覚であり、呼吸とのつながりが深く関わっています。呼吸が浅いと視線がぶれ、首肩に過剰な緊張が入り、ヘッドフォワード姿勢を助長します。逆に呼吸が整うと視線は安定し、体幹が
呼吸は酸素を取り込むだけでなく、胸郭や腹部の動きによって重心をわずかに揺らし、前庭覚と統合されることで姿勢安定に直結する仕組みを持っています。過呼吸では重心が乱れ、ふらつきが生じやすくなり、逆に安定し
呼吸は酸素を取り込むだけでなく、体性感覚を通じて体幹の安定を支える重要な役割を果たしています。横隔膜の収縮や肋骨の動きは脳へのセンサー入力となり、立つ・歩く・動く際の基盤を作ります。呼吸が浅いと首や肩